第13回派遣かふぇレポ

石橋みちひろ議員をゲストにお迎えしTwitterスペースで開催しました。

コロナと物価高で、皆様少しの出費も抑えたいだろうということで、第13回派遣かふぇはtwitterスペースを使いラジオのような形でお送りしました。7つの項目に分けて、yuraraが気になっていたことを聞いてみたのですが、盛りだくさんなうえに学びの多い神回となりました。

1時間におさめるために、かなり早口で話していて聞き取りづらいと思いますが、字幕をつけてyoutubeにアップしたので、良かったらご覧ください

1.正社員と派遣の賃金格差について

正社員と派遣の賃金格差が2倍というツイートを取り上げました。

2倍の格差が妥当なのかという以前に、派遣労働者の実態を把握するための統計調査に課題があることがわかりました


【派遣の統計データは不十分?!】第13回派遣かふぇ①【正社員との賃金格差が2倍ってホント】

2.行政が派遣を使う理由

落選した政治家や市長を派遣会社が支え、彼らが派遣会社を使うように行政に申し入れしているというツイートをもとに石橋議員に行政が派遣を使っている状況について話を伺いました。

派遣会社を通すと最低賃金より高い時給の派遣労働者が働く。これはかえって行政コストが増えるのではと思いますが、行政が派遣会社に業務委託するのは何故なのでしょうか。

国から地方にわたる予算が関わっており、多面的な視点から俯瞰してみる必要があると考えます

【市役所の窓口がハケンになったワケ】第13回派遣かふぇ②【小泉竹中改革で起きたこと】


3.海外では非正規雇用のほうが時給が高い理由

オーストラリアではフルタイムとパートタイムの最低賃金が同じですが、日本だと短時間勤務だと非正規雇用で時給も低い。

オーストラリアは労働者を守るため非正規が正規より人件費が高いように規制しているのだとすると、規制がなく市場に任せてしまうと日本のように不安定なうえに低賃金となっていってしまう。オーストラリアのように法規制だったり政治の力で変えることは出来るのか、石橋議員にお話を伺いました。

【海外は非正規のほうが時給が高い!】第13回派遣かふぇ③【日本ではなぜか逆・・・】

4.責任が無いのだから格差があって当たり前⁈

責任の重さで正規、非正規の格差があるというリプライが非常に多かったです。
この「責任」ですが、具体的になにをさすのでしょうか。同一労働同一賃金でも、責任の重さが違うと言われたら同一賃金にはならないと。責任問題とあわせて同一労働同一賃金についてお話を伺いました。

【責任が無いのだから派遣は低賃金で当たり前ってホント?】第13回派遣かふぇ④

5.格差が少ないヨーロッパと格差を抱えた日本、なにがいったい違うのか

正規雇用と非正規雇用の格差が比較的少ないヨーロッパ。日本と何が違うのでしょうか。国連機関で労働問題の専門家として働いていた石橋議員にお話を伺いました

【格差が少ないヨーロッパと日本 決定的な2つの違い】第13回派遣かふぇ⑤

6.派遣を正社員に出来ないのは解雇規制が厳しいからというのは本当?

解雇規制を緩和したら果たして派遣労働者は正社員になれるのでしょうか。毎回出てくる解雇規制の緩和について、石橋議員にお話を伺いました

【日本は解雇規制が厳しい はウソ!】第13回派遣かふぇ⑥

7.結局、派遣制度はどうしたらよいのか

派遣制度が日本に導入されてから40年が経ち、6万社を超える派遣会社が存在しています。
一大産業となってしまった派遣会社。派遣制度をどうしていけばよいのか、お話を伺いました

【派遣制度はどうしたらよいのか?】第13回派遣かふぇ⑦

しばらくは・・・

初めてのtwitterスペースでしたが、主催する側も参加する側も気軽にできるのが良いなと感じました。

派遣かふぇはボランティアでやっている取り組みですが、参加者の交通費や参加費の負担を減らしたい、でもカフェの雰囲気があるスペースで開催したい、といつも少し赤字になっていました。

しばらくtwitterスペースでの開催を続けていき、コロナが落ち着いたら、時々はリアルでみなさんと交流出来たらと思っています。

今後ともよろしくお願いします。

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