第12回派遣かふぇレポ

第12回派遣かふぇは石橋みちひろ議員をゲストにお迎えしました

今回のtwitterアンケートをもとに開催しています。

振り返ってみよう

今回もtwitterで「#派遣かふぇ12 」 のタグをつけて実況中継をしてくださった一民衆さん、Kanrenさんに感謝です。

実況ツイートをもとに振り返ります

派遣かふ開催時は目次が5項目でしたが、2021年に行ったアンケートもまとめて最終的に9項目の力作になりました(笑)
2022年も発行出来るようtwitterもしくはweb上でのアンケートを行ってまいりますので、ぜひご参加ください。

例えば雇用安定措置。
労政審の調査では8割の派遣社員が雇用安定措置の希望を聞かれたと答えていますが、派遣かふぇのアンケートでは3割です。派遣かふぇのアンケートに答えてくれる方は雇用安定措置で希望が叶わなかった人が多く調査結果に偏りがあることは理解していますが、それにしても乖離があり過ぎると感じました。

さらに労政審のアンケートでは「相談はありましたか?」という聞き方になっています。「希望の聴取はありましたか?」という聞き方なら結果が違っていたのではないでしょうか。

このように厚労省の調査は色々と疑問が出るような作りになっていて、これが専門家と厚労省がまとめた中間整理として政府に上げられているのかと思うと切ない気持ちになりました。

ハケン白書では産休代替や現状の派遣法の規制など労政審の中間整理では捕捉出来ない部分を追加のアンケートで補いました。政府は派遣の規制緩和を進めて派遣労働者を増やしたい拡げたいのであれば、ぜめて派遣かふぇと同レベルの実態調査をしてほしいです。
今回はあまり時間が取れませんでしたが参加者から感想や実態をお聞きすることが出来ました。
無期転換したけど契約終了となり短い期間で派遣先を変わっている人。無期転換は決して雇用の安定ではないと言うお話がありました。ですが今の制度上、派遣台帳で見ると彼女は雇用安定措置が済んでいる労働者という扱いになります。

希望していない業界や下がった条件でも紹介される案件のなかから少しでもマシなものを選ぶしかない。もしくは選ぶことも出来ない。案件が無いため給付金など税金事業で2か月更新の業務で生活をつなぐしかない。そこにはキャリアアップや自由な時間で働きたいといったキラキラしたキャッチコピーとは無縁の現実があります。派遣という働き方は本当に「自由」で「多様性のある」働き方なのでしょうか。

Twitterアンケートと派遣かふぇの意見をまとめて提出しました

みなさまがご参加くださったアンケート結果と派遣かふぇで出た意見をまとめました。実は石橋議員が所属する立憲民主党で政策募集をしていたので派遣制度の改善案として応募しました。その提言を追記して第12回派遣かふぇアンケートとしました。

石橋議員を通して厚労省需給調整課に提出しています。

↓こちらからどうぞ

第12回派遣かふぇアンケート

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