議員さんにお願いしに行ってみた(立憲民主党 高木錬太郎議員)
10月から改正派遣法の適用が始まります
派遣先での正社員登用、派遣先での直接雇用、派遣会社の無期雇用、契約終了、落ち着かない日々を過ごされている方も多いと思います
私は派遣会社の無期雇用となりそうです
これで身体の続く限り永久にピンハネされ、頑張ってもボーナスはもらえず、年老いたら退職金無しで放り出されることがが決まったわけですが、なぜ派遣社員だけがリスクを負うのか?という思いは消えず、法改正で根っこから変えることが出来ないものかと動き始めました
まずは同じ思いの人とつながること、派遣の現状を議員さんに知ってもらうことを当面の目標としました
議員さんに会うまで
1つめの「つながり」は、すぐに始めることができました
他の派遣さんの話を聞いてみたいと思い「労弱ランチ」を開くことにしたのです
どこの誰かも分からない私の誘いに乗ってくれる人がいるかどうかは別として、勝手に告知するだけなので実現はさほど難しいことではありません
さて、問題は議員さんです
誰にお願いしにいくのか
決めたところで会ってくれるのか
冷たくあしらわれるのではないか
とりあえず厚生労働委員会所属で派遣法改正に関わった議員さんを探すことにしましたコンタクトを取る前にどんな質疑をしていたかを予習しないと失礼だな
まずは国会データベースから派遣法で検索しないとだな←イマココ
やらなきゃ、やらなきゃと思いつつtwitterに逃避していたある日、ステキなツイートを見つけました
高木議員の事務所は電車で1本の距離
以前もお話する機会があり、面識があるのも心強く参加してみることにしました
会いに行ってきた
twitterで知り合ったフォロワーさんとランチをして非正規の愚痴で盛り上がり、最高潮にパワーを貯めた状態で伺いました
子どもの習い事の最中に参加したのでタイムリミットは30分
先にいらしていたお客様との種子法や抱き合わせ法案のお話(これもかなり興味深い内容でした)が、一段落したところで話しを始めました
実は錬太郎議員の所属は財務金融委員会
派遣法の話をしてよいのか遠慮していたのも最初だけ、話しだしたら止まりません
派遣切りが始まっていること、派遣会社の無期雇用が救済にならないこと、賞与も手当も退職金も無く将来が不安なこと
あちこちに飛ぶ話をしっかり聞いてくださった後、立憲民主党の名簿を取り出して厚生労働委員会の議員さんを紹介してもらっている最中、「僕もこの問題、もっと知りたいです。教えてください」とホワイトボードを出して来られました
ホワイトボードに次々と書き込まれる派遣制度の問題点を見ながら、「派遣法改正前に戻すと仮定した場合、社会にどんな影響があるのか」と議員さんらしい切り口で進めてくださったのですが、ここで時間切れ
「すみません(汗)そろそろ帰らないといけなくて(汗)」
「えー!?」
あえなく終了となりました
それからのこと
もっとたくさん話をしたかった
錬太郎議員の見解を聞いてみたかった
そんな思いが伝わったのか「労働法の交流会をしましょう」と言っていただきました
「5月は難しいけど、6月以降で開催するので、ぜひ現場の声を聞かせてください」
そして、超党派という私の考えについて、「多くの議員に思いを共通してもらうに越したことはない。スルーされるかもしれないけど発信することは大切」とアドバイスをいただきました
「(僕を)どんどん使ってください」という言葉が心強かったです
以前、市議会議員になった友人が言っていたことを思い出しました
「変えたいと思うことがあっても、有権者の声がないと議員は何もできないんだよね」
庶民が議員に何か言うなんて図々しいと思っていたけど、そうじゃないのかもしれません勇気を出すって大切なのなと思いました次回、高木錬太郎議員の「おしゃべりサロン」が開催されるときには一緒に行きませんか?